屋根塗装の下塗り、重要性と種類
- 2月8日
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外壁塗装に比べて、つい後回しにされがちな「屋根塗装」。
しかし、屋根は家の中で最も過酷な環境(直射日光、雨、雪)にさらされている場所です。その塗装の仕上がりを左右する最大の鍵は、実は上塗りの色ではなく、**「下塗り」**にあります。
今回は、プロがなぜ下塗りにこだわるのか、その重要性と種類について解説します。

1. なぜ「下塗り」が最も重要なのか?
下塗りは、いわば**「接着剤」と「補修材」の二役**を担う工程です。ここを疎かにすると、どんなに高級な塗料を塗っても数年で剥がれてしまいます。
・密着性を高める: 屋根材と上塗り塗料をガッチリくっつけます。
・吸い込みを止める: 傷んだ屋根材はスポンジのように塗料を吸い込んでしまいます。下塗りで表面を固めることで、上塗りがムラなく綺麗に仕上がります。
・下地の強化: 劣化した屋根材の表面を補強し、耐久性を底上げします。
2. 屋根材別・下塗り塗料の選び方
屋根の素材によって、使うべき下塗り塗料(プライマー・シーラー)は異なります。
屋根材の種類 | おすすめの下塗り材 | 特徴 |
スレート(コロニアル) | 浸透型シーラー | もろくなった素材に染み込んで固め、密着力を高めます。 |
金属(ガルバリウム等) | サビ止めプライマー | サビの発生を抑えつつ、ツルツルした面に塗料を食いつかせます。 |
セメント瓦 | エポキシ系シーラー | 表面の凹凸を埋め、上塗り塗料の吸い込みをしっかり止めます。 |
3. 失敗しないためのチェックポイント
現場で見逃されがちな、下塗りのクオリティを決める要素が2つあります。
① 「下地調整(ケレン・洗浄)」がセット
いくら良い下塗り材を使っても、表面に苔や古い塗膜が残っていては意味がありません。高圧洗浄でしっかり汚れを落とし、乾燥させてから塗るのが鉄則です。
② 傷みが激しい場合は「2回塗り」も
長年放置してボロボロになったスレート屋根などは、1回の下塗りではすべて吸い込まれてしまうことがあります。その場合、プロは下塗りを2回行い、表面に光沢が出るまで下地を整えます。
まとめ:見えない工程にこそ価値がある
屋根塗装が終われば、下塗りは完全に見えなくなります。しかし、**「10年後も美しい屋根」**であるかどうかは、この見えない工程をどれだけ丁寧に行ったかで決まります。
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