屋根塗装中塗り、チェックポイント
- 2月10日
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屋根塗装の工程もいよいよ中盤。下塗りで土台を整えた後に行うのが**「中塗り(なかぬり)」**です。
実は、この中塗りは**「塗装の寿命」と「美観」のどちらも左右する非常に重要なステップ**です。なぜ中塗りを省いてはいけないのか、その理由とチェックポイントを解説します。

1. 中塗りの役割とは?
中塗りは、最終的な仕上がり色と同じ(または近い)塗料を塗る最初の工程です。主な役割は以下の3つです。
・塗膜に厚みを持たせる: 塗料には、その性能を十分に発揮するために必要な「規定の膜厚(厚み)」があります。中塗りをすることで、紫外線や雨に強い強固な層を作ります。
・上塗りの密着性を高める: 下地(下塗り層)と最終的な仕上げ(上塗り層)を仲介し、剥がれにくい丈夫な塗装面に仕上げます。
・発色を良くする: 2回に分けて色を重ねることで、色ムラをなくし、深みのある美しい仕上がりを実現します。
2. 「中塗り」と「上塗り」は同じ塗料?
一般的には、中塗りと上塗りは同じ塗料を使用します(これを「上塗り2回」と呼ぶこともあります)。
しかし、プロの現場ではあえて**「中塗りの色を少しだけ変える」**ことがあります。
なぜ色を変えるの? 同じ色を2回塗ると、どこまで塗ったのか、塗り残しがないかどうかが目視で判別しにくくなるためです。わずかに色を変えることで、確実に全体を2回塗ったという証拠(施工品質の担保)になります。
3. 中塗りで失敗しないための注意点
① 十分な「乾燥時間」を置いているか
中塗りが終わってすぐに上塗りを始めてはいけません。塗料の種類や天候によりますが、数時間は乾燥させる必要があります。 生乾きの状態で重ねてしまうと、塗膜の中でガスが発生し、後に**「膨れ」や「剥がれ」**の原因になります。
② 適切な「塗布量」を守っているか
塗料を薄めすぎたり、ケチって薄く塗ったりすると、中塗りの意味がなくなります。メーカーが指定する「1平方メートルあたりの使用量」を守ることが、10年持つ屋根を作る絶対条件です。
4. 見積書と現場のチェック
見積書に**「3回塗り(下塗り・中塗り・上塗り)」**と明記されているか必ず確認しましょう。
優良な業者さんは、中塗りが終わった段階で写真を撮り、施主さんに報告してくれます。もし可能であれば、「中塗りの工程が終わった時の写真を見せてください」と伝えておくと、手抜き工事の抑止力にもなります。
まとめ:中塗りは「耐久性の要」
中塗りは、いわば屋根のバリアを厚くする作業です。ここを丁寧にこなすことで、初めて遮熱機能や防水機能が100%発揮されます。
せっかくのメンテナンスですから、正しい工程で、長く住まいを守れる屋根に仕上げたいですね。
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